私が就職活動をしていた2009年は、リーマンショックの煽りを受けてまさに就職氷河期真っ只中でした。
今考えてみると、就活が私にとって初めて「自分の強みはなんだろう」「他の人との違いはなんだろう」と"価値"について悩んだ時期でした。
とにかく自分のことを誰かに表現するのは難しかった。
でもそのとき一つだけ見つけた「表現方法」があります。
それは自分の価値を「エピソードで語る」ことでした。直接的なコトバを使わなくても、自分自身の経験談にキャッチコピーをつけて、登場人物やそのときのセリフを物語のように語ることで、自分の想いや人柄まで表現する。まるでそのときの映像が頭の中で思い浮かぶような、そんな語りです。
「語る」という言葉には"共感してもらいたい"という気持ちや意味が含まれていると思っています。
あの頃以上に先の読めない不確実な時代になった今、ただ「伝える」ということだけではどうにもならない世の中だからこそ、経営者の方々が自社の価値を見つけ、共感してもらうための「語り」のお手伝いができればと思っています。(2025.4.1記載)
クリエイティブ局
クリエイティブ制作パートナーとして、どのような目的や課題があるのかを見抜き、映像コンテンツをはじめとしたブランド要素となるコンテンツの企画と制作を行う。また体験施策につながるプロジェクトの立案や IP コンテンツの開発を担う。